歌舞伎を見に行くのは正直少しハードルが高いですが、実際に行ってみたら意外と初心者でも楽しめるポイントがたくさんありました
本記事では、初心者の正直な感想をまとめてみました
なぜ歌舞伎座に行こうと思ったのか
「国宝」の映画を観てから、歌舞伎を実際に見てみたらどんな感じなのだろう…と思っていたところに、家族がチケットを用意してくれたので、行ってみることにしました
歌舞伎座に到着
立派な建物は圧巻で、入口付近には着物姿の人や観光客らしき人が行き交い、思っていたよりもずっと賑やかでした

十二月大歌舞伎の看板が置かれていました

出演者や演目が載っています

人力車もありました

これは展示用で、実際に乗ることはできず、あくまで歌舞伎座の景観の一部として置かれているようです
座席・チケット・システムの初心者目線レビュー
歌舞伎座の座席表はこちらの通りです

私は事前に、家族が会社の制度で購入できる席を準備してもらいましたが
1階席、2階席、3階席…それぞれに特徴があるので、予算や観たい演目の長さに合わせて選ぶことができます
私は今回、1階の花道横の席でした
入口でチケットを見せてから座席まで案内表示がしっかりしていて、迷うことはありませんでした
スタッフの方も親切で、わからないことがあればすぐに教えてくれます
花道は、役者さんが登場したり退場したりするための通路で、目の前を役者さんが通るたびに、衣擦れの音や足音、息遣いまで感じられて、臨場感がありました
花道に集中しすぎてしまうと、正面の舞台が少し見えづらくなる場面もあります
初心者でも「歌舞伎の醍醐味」を肌で感じたいなら、花道横の席はおすすめです
実際の演目を観てどう感じたか(正直レビュー)
最初は「楽しめるかな?」と少し不安でした
言葉も独特だし、ストーリーも難しそうと思っていたからです
でも、いざ幕が上がると、舞台の華やかさ、役者さんの表情や動きの美しさに引き込まれて、気づけば夢中に
特に印象的だったのは、役者さんの目線や仕草だけで感情が伝わってくるところ
セリフが分からなくても、「あ、今怒ってる」「あ、切ないんだな」などと感じ取ることができます
正直、セリフをすべて聞き取るのは難しいです・・・
それも含めて「これが歌舞伎なんだ」と思えましたし、初心者でも十分に楽しめる舞台でした
会場にはイヤホンガイドのレンタルもあり、登場人物の紹介や場面の解説をリアルタイムで聞けるそうなので、活用するのも良いかと思いました
今回観た演目は『世界花結詞(せかいはなむすびことば)』という作品で、初音ミクが登場する歌舞伎でした
伝統とデジタルが融合した世界観に驚きましたが、舞台が進むにつれてその不思議な組み合わせがどんどん面白くなってきて、気づけば自然と引き込まれていました
さらに驚いたのは、観客がペンライトを振って応援していたこと!
まるでライブ会場のような熱気で、歌舞伎座がこんなに盛り上がるなんて想像もしていませんでした
伝統芸能の枠を超えて、こんなに自由で新しい形の歌舞伎があるんだと知り、すごくワクワクしました
なんと、最後は動画撮影もOKで、観客の皆がスマホのカメラで動画を取っている光景に驚きました
初心者が感じた“意外なポイント”
歌舞伎は、もっと格式ばっていて静かなものだと思っていましたが、実際に行ってみると、思っていたよりずっと“自由”で“開かれた”空間でした
観客の年齢層も幅広くて、着物姿の方もいれば、カジュアルな服装の人もいて、「こうでないとダメ」という堅苦しさはありませんでした
また、途中でお弁当を食べる時間があるのも驚きポイントでした
購入したお弁当を、自分の席か、館内のベンチや食事スペースで食べるか、
もしくはレストランで食べることもできるようでした
レストランは予約制でしたため、その場で入ることはできませんでした

私は今回、会場内で購入したお弁当を、食事スペースでいただきました

他には、役者さんが見得を切るときに「よっ!〇〇屋!」と声をかける“掛け声”も、最初は「えっ、今しゃべっていいの!?」と驚きました
でもこれも歌舞伎ならではの文化で、観客と舞台が一体になっている感じがして、すごく素敵でした
初めての歌舞伎座で困ったこと・注意点
今回初めての歌舞伎座で、幕間(休憩時間)の過ごし方を迷いました
お弁当を持参している人も多かったですが、売店で買う人もいて、どちらでもOKな雰囲気
人気のお弁当はすぐに売り切れるので、気になるものがあるなら早めにチェックした方がいいかもしれないです
幕間が何分くらいあるのかわからず、計画的に動くことができませんでした
お弁当を買うために売店を色々見ていたら食事の時間が短くなり、お弁当を食べきることができませんでした
あとで調べたところ、歌舞伎座の幕間(休憩時間)は、演目や公演の構成によって異なりますが、だいたい20分〜30分程度が一般的で、長めの演目の合間には40分ほど取られることもあるとのことでした
結論:初心者でも歌舞伎座は楽しめる?
初心者でも歌舞伎座は楽しめます!
最初は「敷居が高そう」「内容が難しそう」と思っていましたが、実際に足を運んでみたら、想像以上に親しみやすくて、心から楽しめる空間でした
演出や衣装の美しさ、役者さんの迫力ある演技に圧倒されましたし、今回は初音ミクとのコラボ演目ということもあり、ライブのような盛り上がりと伝統芸能の融合という、他では味わえない体験ができました
もちろん、初めてならではの戸惑いもありましたが、それも含めて「また行きたい!」と思える素敵な時間でした
歌舞伎に少しでも興味があるなら、ぜひ一度、行ってみてはいかがでしょうか♪
おまけ:これから行く人へのミニガイド
観劇の後にちょっと一息つきたい・・・そんなときにおすすめなのが、歌舞伎座タワーの5階にある「寿月堂(じゅげつどう)」
寿月堂 銀座歌舞伎座店

順番待ちがあり、15分程待ちました
お店の近くに中庭があり、ベンチに座ってのんびりすることもできました

店内は落ち着いた雰囲気で、お茶の香りに包まれながらゆったり過ごせる空間
抹茶や和菓子はもちろん、季節限定のスイーツもり、どれも美味しそうで迷ってしまいました
私は抹茶モンブランと和紅茶のセットをいただき、とても美味しかったです♪

